ページが見つかりませんでした | トラベラークリエイションズ https://traveller-creations.jp 鉄道旅の軌跡を発信するサイト Fri, 15 Mar 2024 23:00:00 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.5.14 https://traveller-creations.jp/library/cropped-tc_favicon_220121-32x32.jpg ページが見つかりませんでした | トラベラークリエイションズ https://traveller-creations.jp 32 32 【2024年度版】全国のJR線普通列車が乗り放題「青春18きっぷ」 https://traveller-creations.jp/otoku/tc5717210217/ Wed, 28 Feb 2024 10:54:00 +0000 https://traveller-creations.jp/?p=5717 「青春18きっぷ」は、全国のJR線の普通列車(快速含む)が乗り放題となるフリーきっぷである。普通列車のほかには、JR西日本宮島フェリー、BRT(バス高速輸送システム)も利用することができる。「青春18きっぷ」の発売は通年ではなく季節限定(春・夏・冬)だが、その利便性は高い。

青春18きっぷ 〜全国のJR普通列車が乗り放題〜
【青春18きっぷ 〜全国のJR普通列車が乗り放題〜】

「青春18きっぷ」の利用概要

利用可能な路線

  • 以下の路線が乗り放題
    • 全国JR線の普通・快速列車の普通車自由席
    • BRT(バス高速輸送システム)
    • JR西日本宮島フェリー
  • 以下の第三セクター路線については、特定条件下で利用可能
    • 青い森鉄道線:「青森〜八戸」「青森〜野辺地」「八戸〜野辺地」間については、普通・快速列車の普通車自由席に乗車してJR線へ通過利用する場合に限り利用可能。青森駅、野辺地駅、八戸駅に限り途中下車可能であるが、以上の区間内で下車した場合、別途乗車区間の運賃が必要となる。
    • あいの風とやま鉄道線:氷見線・城端線(起点:高岡駅)を利用する場合、「富山〜倶利伽羅」間については、普通列車の普通車自由席に乗車してJR線へ通過利用する場合に限り利用可能。高岡および富山駅に限り途中下車可能であるが、「富山〜倶利伽羅」以外の区間を乗車した場合(区間内での下車、区間を越えて乗車等)は、別途全乗車区間の運賃が必要となる。
    • IRいしかわ鉄道線:七尾線(起点:津幡駅)を利用する場合、「倶利伽羅~津幡」間については、普通列車の普通車自由席に乗車してJR線へ通過利用する場合に限り利用可能。津幡駅に限り途中下車可能であるが、「倶利伽羅~津幡」以外の区間を乗車した場合(区間内での下車、区間を越えて乗車等)は別途全乗車区間の運賃が必要となる。
    • ハピラインふくい線:越美北線(起点:越前花堂駅)を利用する場合、「越前花堂~敦賀」間については、普通列車の普通車自由席に乗車してJR線へ通過利用する場合に限り利用可能。越前花堂および敦賀駅に限り途中下車可能であるが、「越前花堂~敦賀」以外の区間を乗車した場合(区間内での下車、区間を越えて乗車等)は別途全乗車区間の運賃が必要となる。
  • 特急・急行列車は原則利用不可であるが、特例として以下区間に限り、青春18きっぷ(乗車券)のみで、特急・急行列車の普通車自由席等が利用可能
    • 石勝線の特急列車「新夕張~新得」間
      ※2024年3月16日より普通車指定席の空席利用可
    • 奥羽本線の特急列車「青森~新青森」間
    • 宮崎空港線の特急列車「宮崎~宮崎空港」間
    • 佐世保線の特急列車「早岐~佐世保」間
    • 室蘭本線の特急列車「東室蘭〜室蘭」間
      ※2024年3月16日乗車分より適用
  • 「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」を別途購入することで、北海道新幹線の「奥津軽いまべつ~木古内」間・道南いさりび鉄道線の「木古内~五稜郭」間の片道を利用可能(詳細は後述)

販売要綱

  • 価格
    12,050円(こども用の設定はなく、大人と同額)
  • 発売期間・利用期間
発売時季発売期間利用期間
春季2024年2月20日~2024年3月31日2024年3月1日~2024年4月10日
※夏季と冬季分の発売期間および利用期間は未発表
  • 有効期間
    任意の5日間
    ※1日利用分が5回分セットとなっており、複数人による利用も可能(例:5人で1日利用)

「青春18きっぷ」で本州から北海道・函館方面へ

「青春18きっぷ」を利用の際、「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」を別途購入し、併用で利用する場合に限り、北海道新幹線の「奥津軽いまべつ~木古内」間・道南いさりび鉄道線の「木古内~五稜郭」間の片道を利用することができる。

「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」の利用条件は以下の通り。

  • 木古内を除き途中下車不可
  • 新幹線は、「木古内~奥津軽いまべつ」間のみ有効であり、新函館北斗・新青森方面へ乗越または乗り継ぎをすると、乗車区間全ての運賃・料金が必要
  • 道南いさりび鉄道線内では途中下車不可であり、途中下車した場合は、その駅までの運賃が必要

「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」の価格は、2,490円。発売期間・利用期間は、青春18きっぷと同じである。

青春18きっぷ北海道新幹線オプション券
【青春18きっぷ北海道新幹線オプション券】

「青春18きっぷ」を利用した行程例

以下は「青春18きっぷ」5回分をフルに活用した行程の一例である。東京発着で同一ルートを通らずにJR線のみ利用する(第三セクター路線は利用しない)。各日8時か9時出発・夕方5時か6時にはその日の目的地の駅に到着するように(最終日となる5日目だけ21時台着)行程を組んでみた。

*下記ダイヤは2021年2月時点のものであり、最新のダイヤとは異なる場合あり

  • 1日目 東京 8:38発 →(名古屋 15:03発)→ 大阪 18:43着 ※経由路線:東海道本線、関西本線、大和路線
  • 2日目 大阪 9:30発 →(名古屋 12:24発)→ 上諏訪 17:21着 ※経由路線:京都線、東海道本線、中央本線
  • 3日目 上諏訪 9:22発 →(新宿 14:20発)→越後湯沢 18:22着 ※経由路線:中央本線、中央線快速、湘南新宿ライン(高崎線)、上越線
  • 4日目 越後湯沢 9:02発 →(新潟 11:42発)→ 秋田 18:19着 ※経由路線:上越線、信越本線、白新線、羽越本線
  • 5日目 秋田 8:09発 →(仙台 15:02発)→ 東京 21:52着 ※経由路線:奥羽本線、仙山線、東北本線、宇都宮線、京浜東北線または山手線

上記5日間の総移動距離は、約2300km。東京~博多間の往復距離とほぼ同じである。

「青春18きっぷ」と同じような性質を持つ切符として、以下切符も存在する。旅の用途に応じて、どの切符を利用するか検討してみては如何だろうか。

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【2024年度版】北海道&東日本パスで関東から信州・東北、そして北海道へ https://traveller-creations.jp/otoku/tc5764210228/ Tue, 27 Feb 2024 15:19:00 +0000 https://traveller-creations.jp/?p=5764 ローカル線でのんびりと旅をしたい季節が近づき、そんなときは切符一枚で乗り放題の旅へ。「北海道&東日本パス」は青春18きっぷと同じく、発売時期は通年ではなく、春・夏・冬の年3回と決まっており、じっくりと集中して列車に乗りたいときにお勧めである。

北海道&東日本パスの利用概要

利用可能な路線

  • 以下の路線の普通・快速列車の普通車自由席が切符の利用開始から7日間放題
    • JR北海道、東日本の全線
    • BRT(バス高速輸送システム)
    • 青い森鉄道線の全線
    • IGR銀河鉄道線の全線
    • 北越急行線の全線
  • 特急・急行列車は原則利用不可であるが、特例として以下の場合は乗車可能である。
    • 北海道新幹線「新青森~新函館北斗」間
      北海道&東日本パス北海道線特急オプション券と併用すれば、区間内のみ普通車の立席(空き席)に乗車可能
    • 北海道内の在来線の特急列車
      北海道&東日本パス北海道線特急オプション券と併用すれば、自由席のみ乗車可能
    • 石勝線の特急列車「新夕張~新得」間
      →区間内のみ、特急券なしで普通車自由席に乗車可能
      ※2024年3月16日より普通車指定席の空席利用可能
    • 奥羽本線の特急列車「青森~新青森」間
      →区間内のみ、特急券なしで普通車自由席に乗車可能
    • 室蘭本線の特急列車「東室蘭〜室蘭」間
      →区間内のみ、特急券なしで普通車指定席の空席利用可能
      ※2024年3月16日乗車分より適用
【北海道&東日本パス フリーエリア】
*クリックで拡大

販売要綱

  • 価格
    おとな:11,330円、こども:5,660円

  • 有効期間
    連続する7日間
    *任意の7日間でなく、連続する7日間である点に注意(利用開始日は購入時に指定する)

  • 利用期間・発売期間
発売時季発売期間利用期間
春季2024年2月20日~2024年4月16日2024年3月1日~2024年4月22日
※夏季と冬季分の発売期間および利用期間は未発表

北海道&東日本パス北海道線特急オプション券について

前述の通り、「北海道&東日本パス」と「北海道&東日本パス北海道線特急オプション券」を併用することで、北海道新幹線「新青森~新函館北斗」間の普通車の立席(空き席)と、北海道内の在来線特急列車の自由席が1日乗り放題となる。

本特急オプション券の価格は、おとな:6,110円、こども:3,050円。「北海道&東日本パス」と同期間で発売しているが、8月1日〜19日、12月28日〜1月6日は本特急オプション券は利用できないので注意が必要である。

北海道新幹線 E5系
北海道新幹線 E5系(引用元:写真AC
北海道の在来線特急(写真は特急北斗)
北海道在来線特急「北斗」(引用元:写真AC

青春18きっぷとの違い

北海道&東日本パスと特徴が似ている「青春18きっぷ」が存在する。乗り放題という点は同じであるが、利用可能路線、有効期間、販売価格などが異なる。

性質が似ている両きっぷの特徴を比較してみよう。

比較項目北海道&東日本パス青春18きっぷ
利用可能路線JR北海道・東日本の全線+α(※1)全国のJR線
有効期間連続した7日間任意の5日間
1日あたりの価格(※2)1,618円2,410円
1枚あたりの利用可能人数1人のみ1人または複数人(※3)

(※1)青い森鉄道線全線、IGR銀河鉄道線全線、北越急行線全線も利用可能
(※2)販売価格をそれぞれの有効期間で割った価格
(※3)5人で1日、2人で2日間+1人で1日間、など

北海道&東日本パスでどの程度周れるか?

北海道&東日本パスを使って、7日間でどの程度乗り周ることができるだろうか? 東京出発で、最終日の7日目は館山(千葉県)到着の行程を考えてみた。(最新のダイヤでは時刻が異なる場合あり

モデルコース例

1日目

東京 07:07発 → 新青森(青森県)22:24着
※経由:京浜東北線、宇都宮線、東北本線、IGRいわて銀河鉄道線、青い森鉄道線、奥羽本線

2日目

新青森(青森県)9:04発 → 旭川(北海道)15:25着
※経由:北海道新幹線、特急北斗、特急カムイ(特急オプション券使用)

3日目

旭川(北海道)9:19発 → 知床斜里(北海道)17:08着
※経由:石北本線、釧網本線

4日目

知床斜里(北海道)07:26発 → 新青森(青森県)19:42着
※経由:釧網本線、特急おおぞら、特急カムイ、北海道新幹線(特急オプション券使用 *2枚目)

5日目

新青森(青森県)07:09発 → 十日町(新潟県)21:36着
※経由:奥羽本線、羽越本線、信越本線、上越線、北陸急行ほくほく線

6日目

十日町(新潟県)11:52発 → 甲府(山梨県)18:52着
※経由:飯山線、篠ノ井線、中央本線

7日目

甲府(山梨県)07:46発 → 館山(千葉県)13:36
※経由:中央本線、中央線快速、総武線快速、内房線

この行程の場合、北海道&東日本パスを使わない場合の運賃(特急料金を含む)の合計は約7万6千円となる。切符の価格の元は十分すぎるほど取れているが、朝から夜までほぼ電車に乗りっぱなし日もあるので、熟練した乗り鉄でないと少々厳しい工程かもしれない。

実際にはここまで詰め込まなくても、切符の価格の元が取れれば、あとはゆったりとした行程を組むのがよいのではないだろうか。場合によっては、特例以外の新幹線や特急列車で先の駅へ「ワープ」してもよいと思う。

「北海道&東日本パス」で、無理のない楽しい旅を!

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【平日1日乗り放題】『旅せよ平日!JR東日本たびキュン早割パス』発売 https://traveller-creations.jp/otoku/tc13636240114/ Sat, 13 Jan 2024 14:30:24 +0000 https://traveller-creations.jp/?p=13636 昨年(2023年)の『鉄道開業150年記念ファイナル JR東日本パス』に続いて、今年(2024年)の春は平日利用限定の乗り放題パス『旅せよ平日!JR東日本たびキュン早割パス』が発売される。

『旅せよ平日!JR東日本たびキュン早割パス』の利用概要

利用可能な路線

  • 任意の1日間(購入時に日付を指定)、フリーエリア内の以下路線の特急(新幹線を含む)・急行・快速列車の普通車自由席が乗り放題となる。
    • ●JR東日本全線(BRT含む)
    • ●青い森鉄道線全線
    • ●IGRいわて銀河鉄道線
    • ●三陸鉄道線
    • ●北越急行線全線
    • ●えちごトキめき鉄道線(直江津~新井 間)
    • ※新幹線・特急列車等の普通車指定席には、あらかじめ指定券を購入することで、2回乗車可能
【『旅せよ平日!JR東日本たびキュン早割パス』のフリーエリアと利用可能な路線】
*クリックで拡大



販売要綱

  • 価格
    おとな:10,000円(こども料金の設定なし)
  • 有効期間
    2024年2月14日(水)〜3月14日(木)の1日間(★平日限定)
    ※利用開始日の1ヶ月前から14日前までの販売
  • 発売期間
    2024年1月14日(日)〜2月29日(木)
  • 販売方法
    えきねっと(JR東日本のWebサービス)限定販売
  • 特典について
    ・えきねっと+駅レンタカープラン(JR東日本エリア)の申込みが可能
    ・対象施設での買い物等が割引特典あり

モデルコース

東京駅発着・東日本反時計回りの旅(1泊2日-早割パス2枚使用)

1日目

①東京6:32発→新青森9:49着(東北新幹線はやぶさ1号 *全車指定席/約3時間20分)
②新青森9:58発→川部10:29着(奥羽本線/約30分)
③川部10:38発→五所川原11:05着(五能線/約20分)
④五所川原15:10発→秋田19:01着(快速リゾートしらかみ4号/約3時間50分)
※途中下車(観光)ポイント:五所川原 – 立佞武多の館(過去の訪問記

※快速リゾートしらかみ4号(青森始発・秋田行き)運転日:2月2〜4・9〜12・16〜18・23〜25日・3月1〜3・8〜10・15日(★本早割パス利用可能日でリゾートしらかみの運行日は、2/2(金)・2/9(金)・2/16(金)・3/1(金)・3/8(金)のみ)
2日目

①秋田10:44発→酒田12:09着(羽越本線 特急いなほ8号/約1時間20分)
②酒田14:41発→新潟16:49着(羽越本線 特急いなほ10号/約2時間10分)
③新潟→東京(上越新幹線/約2時間)
※途中下車(観光)ポイント:酒田 – 山居倉庫(過去の訪問記

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【新京成線乗り放題】2023-24/年末年始1日乗車券 https://traveller-creations.jp/otoku/tc13621231216/ Fri, 15 Dec 2023 23:00:00 +0000 https://traveller-creations.jp/?p=13621 年末年始にかけて(期間:2023年12月16日〜2024年1月15日)、新京成線が1日乗り放題となる『年末年始1日乗車券』が枚数限定で発売される。また、新京成線と提携している10店舗の飲食店にて本乗車券を提示することで飲食代の割引などの特典を受けることができる。(乗車券利用当日のみ有効)

新京成電鉄新京成線とは

【新京成電鉄 新京成線(松戸駅にて)】

新京成電鉄新京成線とは、千葉県の松戸駅と京成津田沼駅を結ぶ路線であり、日中時間帯の一部列車は京成千葉線と相互直通運転を実施している。

起点の松戸駅はJR常磐線、終点の京成津田沼駅は京成本線・京成千葉線との接続駅であるほか、八柱駅はJR武蔵野線(新八柱駅)、新鎌ヶ谷駅は東武野田線(東武アーバンパークライン)・北総鉄道北総線・成田スカイアクセス線、北習志野駅は東葉高速鉄道線、新津田沼駅はJR総武線(津田沼駅)との接続駅となっている。

新京成電鉄 新京成線路線図
【新京成電鉄 新京成線路線図】*画像クリックで拡大

『年末年始1日乗車券』の概要

利用可能な路線

新京成電鉄新京成線の全線が1日乗り放題となる。

販売要項

  • 価格
    おとな:500円、こども:250円
  • 発売枚数
    おとな:2,000枚、こども:500枚
  • 利用期間
    2023年12月16日(土) 〜 2024年1月15日(月) における1日間
  • 発売場所
    新京成線の各駅(京成津田沼駅を除く)
    ※上本郷、松戸新田、みのり台、北初富、初富、三咲、滝不動、高根木戸、習志野、前原の各駅での発売は7時から22時まで
    ※スマートフォンアプリ「RYDE PASS」でも購入可能
  • 提携施設・店舗
    • 【喫茶店】カフェ・ペーパームーン(最寄り駅:上本郷駅)
    • 【団子・和菓子】あんこのやまか(最寄り駅:八柱駅)
    • 【団子・和菓子】だんごのやまか(最寄り駅:常盤平駅、五香駅、北習志野駅)
    • 【喫茶店】イデカフェ(最寄り駅:五香駅)
    • 【丼もの屋】海鮮丼 新鮮組(最寄り駅:三咲駅)
    • 【喫茶店】喫茶さとう(最寄り駅:滝不動駅)
    • 【ラーメン屋】麺処ゆきち(最寄り駅:習志野駅)
    • 【居酒屋】ワラカド(最寄り駅:新津田沼駅)
新京成線ふなっしートレイン
2023年3月末まで運行されていた新京成線ふなっしートレイン①(京成千葉駅にて)
新京成線ふなっしートレイン
ふなっしートレイン②(京成千葉駅にて)

新京成線の運賃と1日乗車券を使用した場合の比較

新京成線の初乗り運賃は167円(IC料金)であるため、4回以上途中下車をすれば、1日乗車券の元が必ず取れることになる。また、始発・終着駅の松戸〜京成津田沼間の場合は1往復で元を取ることができる。

ちなみに、新京成線は他の大手鉄道路線と比べて運賃が安く、松戸〜京成津田沼間と同じ距離(26.5km)を京成電鉄の路線で乗車した場合、新京成線が272円に対し、京成電鉄の運賃は440円となる。

主要駅区間IC運賃
松戸〜八柱167円(初乗り運賃)
松戸〜新鎌ヶ谷209円
松戸〜北習志野252円
松戸〜京成津田沼272円
新鎌ヶ谷〜京成津田沼230円
【新京成線の主要駅区間の運賃】

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【2023年秋】『京成線ワンデーパス』発売 https://traveller-creations.jp/otoku/tc13613231110/ Fri, 10 Nov 2023 01:14:00 +0000 https://traveller-creations.jp/?p=13613 2023年11月11日〜12月17日にかけて、京成電鉄の鉄道路線全線が1日乗り放題となる『京成線ワンデーパス』が期間限定で発売される。また、対象店舗および施設にて本乗車券を提示することで飲食代の割引などの特典を受けることができる。(乗車券利用当日のみ有効)

京成電鉄の鉄道路線について

京成電鉄は、京成上野と成田空港を結ぶ京成本線(京成船橋、津田沼、佐倉経由)をはじめ、押上線、金町線、千葉線、千原線、東成田線、成田空港線(成田スカイアクセス線)の計7線の鉄道路線を運行している鉄道会社である。

また、以下の他社路線と相互直通運転を実施している。

  • 都営浅草線、京浜急行線(押上線経由)
  • 芝山鉄道線(東成田線経由)
  • 北総鉄道線(高砂駅から直通運転、成田スカイアクセス線と線路を共有)

座席指定有料特急列車として、京成上野〜成田空港間を成田スカイアクセス線経由で運行する「スカイライナー」と、京成本線(京成船橋、津田沼、佐倉経由)で朝・夕方の時間帯に運行する「モーニングライナー」「イブニングライナー」が設定されている。前者の「スカイライナー」は、日暮里と成田空港間を所要時間30分台で結んでいる。

【京成線路線図】*クリックで拡大

『京成線ワンデーパス』の概要

利用可能な路線

京成電鉄の全路線が1日乗り放題となる。
※北総線区間(新柴又〜印旛日本医大)は乗り降り不可
※スカイライナーなどの座席指定有料特急列車は、別途特急券を購入することで、京成線ワンデーパスでの乗車が可能

販売要項

  • 価格
    おとな:2,000円、こども:1,000円
  • 利用期間
    2023年11月11日(土) 〜 12月17日(日) における1日間
  • 発売場所
    京成線各駅の自動券売機
    (東松戸、新鎌ヶ谷、千葉ニュータウン中央、印旛日本医大を除く)
    ※スマートフォンアプリ「RYDE PASS」でも購入可能
  • 特典について
    優待特典対象店舗・施設一覧(外部リンク)

京成線の運賃とワンデーパスを使用した場合の比較

京成線の運賃とワンデーパスを使用した場合の比較してみると、京成上野と成田空港の往復とすれば、ワンデーパスの2,000円の元を取ることができる。押上と成田空港の往復の場合は、往路または帰路のどちらか成田スカイアクセス線を利用することで、ワンデーパスの元を取ることができる。単純な往復だけでなく、途中下車が可能(北総線区間を除く)、そして対象店舗での特典を受けられる点を考慮すれば、ワンデーパスを使用する価値は大いにあると思われる。

主要駅区間IC運賃
京成上野〜成田空港(成田スカイアクセス線経由)1,257円
京成上野〜成田空港(京成船橋、津田沼、佐倉経由)1,042円
京成上野〜千葉中央(京成千葉線経由)608円
押上〜成田空港(成田スカイアクセス線経由)1,184円
押上〜成田空港(京成船橋、津田沼、佐倉経由)989円
押上〜千葉中央(京成千葉線経由)545円
【京成線の主要駅区間の運賃】

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【2023年度版】秋季に全国を巡る〜秋の乗り放題パス https://traveller-creations.jp/otoku/tc13579230928/ Thu, 28 Sep 2023 13:33:55 +0000 https://traveller-creations.jp/?p=13579 『秋の乗り放題パス』とは、鉄道の日に合わせて発売される、日本全国のJR線の普通列車(快速含む)、JR西日本宮島フェリー、BRT(バス高速輸送システム)が乗り放題となるフリーきっぷである。

鉄道の日とは、1872年(明治5年)10月14日に新橋駅〜横浜駅間に日本初の鉄道が開業したことを受け、毎年10月14日に定められている鉄道を記念する記念日である。

『秋の乗り放題パス』の概要

利用可能な路線

利用可能な路線は『青春18きっぷ』と同じである。全国JR線の普通・快速列車の普通車自由席、BRT(バス高速輸送システム) JR西日本宮島フェリーが乗り放題となり、また、特定条件下において第三セクター路線、特定区間の特急列車が利用可能である。

販売要綱

  • 価格
    おとな:7,850円/こども:3,920円
  • 発売期間
    2023年9月16日(土) 〜 10月20日(金)
  • 利用期間
    2023年10月7日(土) 〜 10月22日(日)
  • 有効期間
    連続する3日間

北海道新幹線オプション券

『青春18きっぷ』と同様に、北海道新幹線を利用できるオプション券『秋の乗り放題パス北海道新幹線オプション券』が発売される。

価格は、おとな:2,490円/こども:1,240円。発売期間・利用期間は、『秋の乗り放題パス』と同じである。

『青春18きっぷ』との違い

『秋の乗り放題パス』の利用可能な路線は『青春18きっぷ』と同じであるが、両者の相違点として有効期間や価格が異なる。その内容は以下表の通りである。

相違点青春18きっぷ秋の乗り放題パス
有効期間任意の5日間
※1日利用分が5回分セットとなっており、複数人による使用が可能(例:5人で1日利用)
連続する3日間
※1日分ずつ切り離して使用することは出来ず、3日連続で使用する必要があり。また、複数人による使用は不可
価格一律:12,050円
※こども用の価格設定はなく、大人とこどもは同額
おとな:7,850円/こども:3,920円
※大人用とこども用の価格が設定されている
 【『青春18きっぷ』と『秋の乗り放題パス』の比較表】

『秋の乗り放題パス』が利用できる時期は、『青春18きっぷ』と比べると混雑が少ない時期であるため、特に平日であればゆったりとした電車の旅を堪能することができると思われる。3日間、秋の鉄道の旅を楽しんでみては如何だろうか。

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【2023年度秋・早春】サンキューちばフリーパスで千葉を満喫 https://traveller-creations.jp/otoku/tc13563230830/ Tue, 29 Aug 2023 15:10:00 +0000 https://traveller-creations.jp/?p=13563 『サンキュー❤ちばフリーパス』とは、千葉県内のJR東日本全線と、流鉄全線、銚子電気鉄道全線、小湊鉄道全線、いすみ鉄道全線、北総鉄道線(矢切〜印旛日本医大)、指定路線バス、東京湾フェリー(金谷港〜久里浜港)が乗り放題となる期間限定発売のフリーきっぷである。

『サンキューちばフリーパス』の利用概要

フリーエリア内における利用可能な路線

  • ●フリーエリア内の以下鉄道路線が乗り放題
    • ・千葉県内のJR東日本全線の普通列車(快速含む)
       *特急列車等を利用の際は、別途特急券が必要
    • ・流鉄全線
    • ・銚子電気鉄道全線
    • ・小湊鉄道全線
    • ・いすみ鉄道全
    • ・北総鉄道線(矢切~印旛日本医大)
  • ●以下バス会社の指定路線が乗り放題
    • ・小湊鉄道バス
    • 九十九里鐵道バス
    • ジェイアールバス関東
    • 日東交通
    • 千葉交通バス
    • 京成タクシー成田
  • ●東京湾フェリー(金谷港〜久里浜港)が乗り放題
    • フェリーの運航スケジュールは、東京湾フェリーの公式HPを参照
サンキューちばフリーパス フリーエリア

販売要綱

  • 価格
    ①千葉県内発
     おとな:3,970円、こども:1,980円
    ②東京都区内発
     おとな:4,790円、こども:2,390円
  • 発売場所
    ①千葉県内発
     千葉県内のJR東日本の主な駅(指定席券売機のみ)
    ②東京都区内発
     首都圏内のJR東日本の主な駅(指定席券売機のみ)
  • 発売期間
    ①2023年9月1日(金)〜2023年10月30日(月)
    ②2024年1月4日(木)〜2024年2月28日(水)
    *利用開始当日まで購入可能
  • 利用期間・有効期間
    ①2023年9月1日(金)〜2023年10月31日(火)
    ①2024年1月4日(木)〜2024年2月29日(木)
    における連続する2日間

『サンキューちばフリーパス』と通常運賃との比較

『サンキューちばフリーパス』は、価格的にはどのくらいお得なのだろうか。フリーパスを使用しない場合の通常運賃と比較してみよう。

一例として、千葉県最西端の総武線・市川駅または常磐線・松戸駅から最東端の銚子駅までJRを利用した場合は、それぞれ片道運賃が1,980円、往復運賃が3,960円となり、この区間は往復運賃と『サンキューちばフリーパス』がほぼ同額ということになる。そして、銚子電鉄も合わせて利用することで、『サンキューちばフリーパス』の購入価格の「元を取れる」ということになる。

以下の表は、『サンキューちばフリーパス』のフリーエリア内路線の主な区間の通常運賃(片道・往復)である。単純に往復だけで「元が取れる」区間もあるが、小湊鉄道やいすみ鉄道といったJR以外の鉄道路線等の利用も組み合わせることで、『サンキューちばフリーパス』をよりお得に利用することができる。

利用区間片道運賃往復運賃
市川または松戸 〜 銚子(JR)1,980円3,960円
銚子 〜 外川(銚子電鉄)350円700円
市川 〜 安房鴨川または館山(JR)1,980円3,960円
松戸 〜 安房鴨川または館山(JR)2,310円4,620円
十二橋 〜 安房鴨川または館山(JR)2,640円5,280円
金谷港 〜 久里浜港(東京湾フェリー)900円1,600円
(※往復切符の場合)
五井 〜 上総中野(小湊鉄道)1,440円2,880円
上総中野 〜 大原(いすみ鉄道)730円1,460円
フリーエリア内路線の主な区間の通常運賃
総武線(津田沼駅)
常磐線(柏駅)



『サンキューちばフリーパス』利用のモデルコース

外房線・内房線で行く、館山・南房総の旅

実際の旅(2020年夏)の一例を紹介(発着駅のみ変更)。『サンキューちばフリーパス』を利用した旅ではなかったが、本フリーパスを活用可能な行程である。

  • 1日目
    ①市川駅→大網駅(総武線・外房線)
    ②大網駅→安房鴨川駅(外房線)
     *別途特急券を購入すれば特急列車(わかしお号)乗車可能
    ③安房鴨川駅→館山駅(内房線)
    ④館山市内観光(館山城、城山公園、渚の駅たてやま)
     *移動には路線バス使用可能
    ⑤館山駅→富浦駅(内房線)
     *オススメ宿泊施設
     ホテル&リゾーツ 南房総 -DAIWA ROYAL HOTEL-
  • 2日目
    ①南房総市内観光(道の駅とみうら、崖観音・大福寺)
     *移動には路線バス使用可能
     *大福寺は館山市に位置する
    ②富浦駅または那古船形駅→千葉駅(内房線)
    ③千葉駅→市川駅(総武線)

●上記区間における通常運賃(『サンキューちばフリーパス』を利用しなかった場合)
 4,554円(JR線)+路線バス運賃

利用期間内であれば平日・土日祝を問わず利用可能なので、都合がつくようであれば突発的に出かけることができる。(本フリーパスは利用開始当日購入可能なため)

『サンキューちばフリーパス』で千葉県内の旅を満喫してみては如何だろうか。

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【八戸駅】新幹線が停車する青森県南東部の拠点駅 https://traveller-creations.jp/stations/aom_hachinohe/ Tue, 01 Aug 2023 14:37:00 +0000 https://traveller-creations.jp/?p=13506

八戸駅(青森県)

駅名

八戸(はちのへ/Hachinohe)

乗り入れ路線

JR東日本:東北新幹線(北海道新幹線直通含む)、八戸線
青い森鉄道:青い森鉄道線

駅詳細

八戸駅 東口側

青森県南東部の八戸市にある拠点駅で、東北新幹線(北海道新幹線直通含む)、八戸線、青い森鉄道線が乗り入れている。八戸線は当駅と起点としている。

2002年12月、東北新幹線の盛岡以北の延伸に伴い、新幹線の停車駅となった。東北本線は、盛岡以北が第三セクター鉄道(IGRいわて銀河鉄道、青い森鉄道)に移管されたため、現在当駅に乗り入れている在来線および第三セクター鉄道路線は、JR八戸線と青い森鉄道線のみとなっている。

東北新幹線

新幹線は島式ホーム2面4線の地上駅で、屋根がスノーシェルターに覆われている。2010年12月に新青森まで全線開業するまでの8年間は東北新幹線の暫定終着駅であった。現在でも全ての営業列車が停車するが、当駅折り返しの列車は設定されていない。

盛岡〜新青森間で待避線が設けられているのは当駅だけであるが、外側の11番線と14番線の待避線はほとんど使われず、安全柵のある内側の12番線と13番線が列車の発着に主に使用されている。

新幹線ホーム①
新幹線ホーム②

JR八戸線、青い森鉄道線

JR八戸線と青い森鉄道線は、単式ホーム1面1線と島式ホーム2面4線を有する地上駅。西側が単式ホームの1番線、東側(新幹線ホーム側)が5番線となっている。八戸線は1・2番線、青い森鉄道線は2〜5番線から発着する。

青い森鉄道線は当駅で運行系統が分離されており、一部を除く(2023年3月現在の定期運行列車では、平日早朝の三戸発・青森行きの1本のみが八戸を跨いで運行される)全ての列車が当駅で折り返す。また、他路線に直通する列車として、IGRいわて銀河鉄道線に直通する盛岡行きの普通列車、JR大湊線に直通する大湊行きの快速列車(しもきた)が運行されている。

東北新幹線の当駅〜新青森開業の直前までは、当駅と函館を結ぶ(青森経由)特急「白鳥」・「スーパー白鳥」が運行されており、東北新幹線との接続が行われていた。

JR・青い森鉄道ホーム
JR・青い森鉄道 改札口

八戸駅周辺のスポット

  • 八食センター
    【アクセス】八戸駅からバスで12分)
  • 蕪嶋神社
    【アクセス】JR八戸線の鮫駅(八戸駅から約25分)で下車し、徒歩15分

(八戸駅訪問日:2023年3月)

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【盛岡駅】東北・秋田新幹線の分岐かつ東北本線の終着駅 https://traveller-creations.jp/stations/iwa_morioka2/ Sat, 01 Jul 2023 11:43:36 +0000 https://traveller-creations.jp/?p=13439

盛岡駅(岩手県)

駅名

盛岡(もりおか/Morioka)

乗り入れ路線

JR東日本:東北新幹線(北海道新幹線直通含む)、秋田新幹線、東北本線、田沢湖線、山田線
I G Rいわて銀河鉄道:いわて銀河鉄道線

駅詳細

盛岡駅 東口側
盛岡駅 東口側

岩手県盛岡市にある同県の中心駅であり、東北新幹線(北海道新幹線直通含む)と秋田新幹線、東北本線、田沢湖線、山田線、IGRいわて銀河鉄道線が乗り入れている。新幹線の全営業列車が当駅に停車し、当駅から東北・北海道新幹線と秋田新幹線が分岐するため、在来線と共に運行上の要となる駅である。

東北新幹線が開業した1982年から20年間、長らく東北新幹線の北の終着駅を務めていたが、2002年の盛岡以北の延伸(盛岡〜八戸間が開業)に伴い、終着駅を八戸駅へと譲ることになった。(その後、2010年に新青森まで延伸)

新幹線

新幹線は島式ホーム2面4線の高架駅であり、改札階およびコンコースは2階、ホームは3階に位置している。JR在来線とは連絡改札口を通じて、乗り継ぎが可能となっている。

11・12番線が東京方面、13・14番線が新青森・秋田方面となっており(13番線は東京方面の列車の発着あり)、11番線と14番線ホームでは「はやぶさ」と「こまち」の連結・切り離しが行われる。「こまち」はホームの北寄り(秋田寄り)、「はやぶさ」はホームの南寄り(東京寄り)が停車位置となっている。「はやぶさ」は新青森または新函館北斗までの運転を基本としているが、当駅までの運行である「やまびこ」は全列車が東京方面への折り返し(当駅始発)となる。

新幹線ホーム①
新幹線ホーム②

JR在来線、IGRいわて銀河鉄道線

JR在来線は島式ホーム4面8線、IGRいわて銀河鉄道線は島式ホーム1面2線の地上駅。東北本線、田沢湖線、山田線、IGRいわて銀河鉄道線は、当駅が路線上の起点または終点であり、ほぼ全ての列車(一部の直通列車を除く)が当駅始発・終着となる。好摩駅を起点としているJR花輪線は、全列車がいわて銀河鉄道線を経由して当駅まで乗り入れている。

JRとIGRいわて銀河鉄道の改札は別々となっているため、両線を乗り継ぐ場合は一旦改札外に出る必要があるが、東北本線といわて銀河鉄道線を直通する列車が一部設定されている(JRホームから発着)。

東北本線は、東北新幹線の盛岡以北の延伸に伴い、盛岡〜青森間が第三セクター鉄道(IGRいわて銀河鉄道、青い森鉄道)に移管されたため、元々は青森駅であった東北本線の終点が、当駅へと変更となった。以前は、青森や北海道方面等へ向かう特急列車が発着されていたが、現在当駅を発着する列車は、定期列車では普通列車(快速含む)のみとなっている。

JR在来線ホーム
IGRいわて銀河鉄道 改札口

駅東口の駅名表記には、盛岡が故郷である石川啄木の筆跡で、「もりおか」の文字が記されている。

駅前バスターミナルからは、県内の各方面への路線バスや、東京や仙台といった各都市間を結ぶ高速バスが運行されている。

(盛岡駅訪問日:2023年3月)

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【京成電鉄などが1日乗り放題】千葉県誕生150周年記念 鉄道5社 共通1日乗車券 https://traveller-creations.jp/otoku/tc13376230614/ Wed, 14 Jun 2023 07:10:00 +0000 https://traveller-creations.jp/?p=13376
本きっぷの販売は終了しました。

千葉県内の鉄道5社、京成電鉄、新京成電鉄、北総鉄道、小湊鉄道、芝山鉄道は、千葉県誕生150周年を記念して、「千葉県誕生150周年記念 鉄道5社共通1日乗車券」を2023年6月15日(木)の県民の日から発売される。発売価格は1500円で購入可能なこの特別乗車券は、数量限定の1500部に限られている。さらに、乗車券には千葉県誕生150周年を象徴するロゴマークと、5社の鉄道会社の車両が描かれたポストカードが付属している。

『千葉県誕生150周年記念 鉄道5社 共通1日乗車券』の利用概要

利用可能な路線

以下鉄道会社の鉄道路線が1日乗り放題となる。
・京成電鉄
・新京成電鉄
・北総鉄道
・小湊鉄道
・芝山鉄道

千葉県誕生150周年記念 鉄道5社 共通1日乗車券 利用可能路線
利用可能路線 *クリックで拡大

販売要綱

  • 価格
    1部 1,500円(税込)
    ※限定1,500部発売。売り切れ次第終了
  • 発売期間
    2023年6月15日(木)〜6月30日(金)
  • 利用期間・有効期間
    発売当日に限り有効
  • 発売場所
    ①京成電鉄
    京成上野駅、日暮里駅、千住大橋駅、押上駅、青砥駅、京成高砂駅、京成金町駅、市川真間駅、京成八幡駅、東中山駅、 京成船橋駅、京成津田沼駅、八千代台駅、勝田台駅、京成佐倉駅、京成成田駅、空港第2ビル駅、京成稲毛駅、京成千葉駅、学園前駅
    ②新京成電鉄:松戸駅、八柱駅、北習志野駅、新津田沼駅
    ③北総鉄道:北総線各駅(京成高砂駅を除く)
    ④小湊鉄道:五井駅
    ⑤芝山鉄道:芝山千代田駅

『千葉県誕生150周年記念 鉄道5社 共通1日乗車券』と通常運賃との比較

以下の表は、『千葉県誕生150周年記念 鉄道5社 共通1日乗車券』で乗り放題の路線の主な区間の通常運賃(片道・往復)である。京成上野と成田空港間の場合は往復だけで本乗車券の発売価格1,500円の元が十分に取れるが、小湊鉄道の五井と上総中野間は片道だけでほぼ元が取れるようになっている。JR線は本乗車券の利用範囲外であるが、JR総武線や内房線、外房線などもうまく活用することにより、効率の良い旅程を組むことができるのではないだろうか。

利用区間片道運賃往復運賃
京成上野 〜 成田空港 
※京成船橋、京成津田沼経由
1,042円2,048円
京成上野 〜 成田空港
※成田スカイアクセス線、北総線経由
1,257円2,514円
松戸 〜 千葉中央
※新京成線、京成千葉線経由
524円1,048円
五井 〜 上総中野(小湊鉄道)1,440円2,880円
フリーエリア内路線の主な区間の通常運賃
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