「グリーン車?お金かかるんでしょ?」

といって、スルーするのは、もったいない。

たまにはグリーン車で優雅な移動を楽しんでみませんか?

グリーン車とは、どのようなもの?

首都圏の普通列車グリーン車限定で紹介します。グリーン車は以下路線に連結されています。

(一部連結されていない車両もあり)

・東海道線
・横須賀・総武(快速)線
・宇都宮線
・高崎線
・湘南新宿ライン
・上野東京ライン
・常磐線 普通(快速)列車

どの路線にも、2階建のグリーン車が2両分、連結されています。

グリーン車の設備は、軽食・飲み物等の車内販売や、特急列車のようなリクライニング可能な座席が特徴です。

料金は、いくら?

事前購入と車内購入とで料金が異なります。

(以下は2016年3月現在のグリーン車料金。運賃は別途かかるので注意。)

■事前購入
営業キロ50kmまで…【平日】770円/【ホリデー】570円
営業キロ51km以上…【平日】980円/【ホリデー】780円

■車内購入
営業キロ50kmまで…【平日】1,030円/【ホリデー】830円
営業キロ51km以上…【平日】1,240円/【ホリデー】1,040円

 これを高いか安いか考えるの人によるとは思いますが、ポイントは「営業キロ51km以上」というところ。

「以上」ですよ。つまりは、51km乗っても、100km乗っても、200km乗っても、料金は同じということです。

どこまでいけるのか?

上野東京ライン開通に伴い、2016年現在のグリーン車移動(乗り継ぎなし)による最長距離は以下路線のようです。

熱海(東海道線)~黒磯(宇都宮線)…267.9km(乗車時間4時間46分)

いやいや、凄いですね。成田空港~逗子の約2倍です。

休日であれば、グリーン車料金780円を払えば、5時間近く、ずーっとグリーン車でくつろげるわけです。5時間だとさずがに疲れそうですが、快適な旅が出来そうですね!

グリーン車の良いところは、優雅な気分を味わえるほか、リクライニング座席で足を伸ばせるのがとても良いです。乗ってみると、やはり普通車両とは違うというのが実感できると思います。ゆっくり読書しながら、お弁当を食べながら、または静かな車内で揺られながら眠りに耽る・・・。そんな時間を味わってみませんか?